FF14が初のバージョンアップに盛り上がっているようです。
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§ 1. バージョンアップ内容とその反響

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アップ内容は事前にパッチノートで発表された。
12万文字にもわたる大量のテキストで公開されたこのアップデート内容は
大きく分けて3種の項目に分けられるだろう。

・UI回りの新システム導入
・ジョブ調整
・新コンテンツの詳細発表


だが実際は・・・

・ローンチ時に間に合わなかった不具合の修正(マイナスからゼロへ)
・特定ジョブの強烈な弱体によるバランス強制(以前やらないと明言していた)
・ハウジングコンテンツは事実上パッチ2.1では誰も手が出せない代物(最短でも半年から1年かかってやっと計画を起こせるレベル。なぜ今実装した)


このように恐ろしく残念な内容であった。


§ 2. ユーザーインターフェース

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UI回りの利便性アップは
まぁアップといえば聞こえはいいが
今まで相当不便利な状況を強いられていただけに
三者視点で言わせて貰えば当たり前の事で
ローンチ直後に直して然るべき内容であり
これを以って本アップデートを評価するのは不適当である。
(当然負の面が存在する場合はその都度評価が下るが)


§ 3. ジョブ調整

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やってはいけない事をした、という点では
特定ジョブを弱体した事ではなく
弱体によって調整した事そのものであろう。

今後もユーザーのやり込みによって様々な戦術が編み出されるが
その都度そのジョブは強烈な弱体を食らうことが示された。

プレイヤーは何のために自己のキャラを鍛え、動きを洗練するのかを
まさか開発側から問われることになるとは夢にも思わなかったはずである。

全ては開発がしいた想定の上をなぞるだけであり
想定を超えた行動はそれがゲームの仕様であったとしても直ちに修正される。

KOTYで一躍有名になったタカ○トミー社が誇る
「人生ゲ○ムWii」を彷彿とさせるその手腕に
冒険者一同は”冒険できない冒険”の意味を考えさせられることになった。


§ 4. 新コンテンツのハウジング

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ハウジングというコンテンツが公開された正にその時に
「カンストプレイヤーが3~4人、全ギルをハタいて手が届くレベル」
その指標だけが公開されたため、
ユーザー側はソレを見越して準備を進めていた。

あるグループは
人数の強化に努めた。
3~4人で全ギルなら、10人で半ギル。
20人ならもっと負担が少ないはず、そう考えての行動だ。

あるグループは積極的に市場を開拓しギルの収集に努めた。
例えカンストプレイヤーでなくとも
経済活動に特化したプレイを試行することで
より現実な手段として土地の購入に近づくためだ。

たとえいきなり最大サイズの家が手に入らなくとも
最小サイズの家ならば手が届くであろうと予想してのことである。


だが実際に発表された数字は
そんな努力で集めたギルがゴミほどの価値しかモタない
恐ろしくゆがんだ価格設定であった。

5億ギル・・・。
システムから吸い出せる1日のギルを5000ギルとした場合
100人で、1000日かかる。
これが5億ギルを把握する上で出せる例のひとつだ。

現実的な数字かは各々の判断にゆだねられるが、
開始90日で約50万ギル所持している筆者としては(正に1日5000ギルペース)
とてもではないが関わる気も失せるレベルである。

さらに「レガシー鯖である=大量のギルが存在する」という理由だけで
価格の格差が文字通り桁違いになっていることも驚かされる。

まずローンチ時、開発側のミスで起こったサーバートラブルを原因に
新規プレイヤーをレガシーサーバーに押し込んだ経緯がある。

この新規プレイヤーは新規鯖の新規プレイヤーと同じ条件であり
レガシー新規は、
レガシー鯖で元からギルをもっているプレイヤーと
全く同じ条件で戦わねばならないという
不遇にも程がある仕様を押し付けたのである。

開発の尻拭いのために負担を強いられる
レガシー新規プレイヤーの胸中はいかなるものか。
想像に難くない。


§ 5. 何故こうなったか

筆者としては
「最初からLサイズの家に住めないのはおかしい!」
と言っているのではなく
ハウジングというコンテンツをパッチ2.1の目玉としておきながら
その導入であるSサイズにすら、手も足も出ない
(文字通りエンドユーザー3~4人が全ギル使った程度ではSサイズも買えない)
このようなバランス設定に落胆せざるを得ない。

今回の事は
まさにスクエニお得意のしろ>するな>しろの再燃であり
FF11時代から何も変わっていないこの会社特有の体質が露呈する結果となった。

こうしてFF14の記念すべき最初のバージョンアップ「覚醒せし者達」は始まる。

しかしフタを開けてみれば寝耳にアクアオーラ連打であり
「そりゃ目が覚めないやついないだろ」
突っ込みが追いつかないほどの史上類を見ない悲惨なものとなったが、
最も罪深いのは、
今後もこのようなアップデートが続くのではないかという
不安の種を植え付けた事であるだろう。

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